2009年9月13日日曜日

Sgt. pepper's lonely heart club band「The Beatles」

1967年発売のビートルズの傑作アルバム。リマスター版は音がクリアになりました。このアルバムは、ポールのアイディアが強くでていて、他のメンバー、特にジョージの存在感が薄い。初のコンセプトアルバムといわれるほど一貫性があるわけではないが、曲のトーンには一貫性があるように感じられる。個人的には好きな曲も多くあるが、一番好きなアルバムではない。「She's leaving home」は非常に美しい曲で好き。「Within you Without you」はジョージの唯一の曲だが、個人的には好き。(好き嫌いが分かれるが、ジョージのインド嗜好の曲は趣味に走っている感は否めないが、ロックと融合していて、格好いいし、幅を広げる役割を担っていると思う。メンバーもこの曲は好きだと言っている。)「A Day In The Life」はジョンの声が美しいし、オーケストラの迫力は素晴らしい。

1. Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band
2. With a Little Help from My Friends
1,2曲はつながっていて、架空のバンドという雰囲気を作り出している。
3. Lucy in the Sky With Diamonds
この曲を、英語の授業で取り上げていたのを聞いて、ビートルズを聞き始めた。ジョンの曲をステレオとモノラル比較すると、モノラルのほうが迫力があって格好いい。ビートルズのメンバーはモノラルでアルバムを制作していたというから、ジョンの感性がなせる技かな?
4. Getting Better
5. Fixing a Hole
ギターの音色が生々しくなっています。
6. She's Leaving Home
リマスターによって透き通って、より美しくなりました。本アルバムのポールの曲の中で一番好き。というか、「Revolver」のときの神がかったポールの作曲能力は影を潜めている気がする。。。本作のポールの曲はあんまり好きでないのが多い。
7. Being for the Benefit of Mr. Kite!
サーカスに来たように感じさせるジョンの曲。別の空間に瞬間移動させてくれるような曲。
8. Within You Without You
レコードでは、ここからB面になったというが、CDで聞くと、サーカスが終わったら突然インドに来た!みたいな感じ。リマスター版は、一つ一つの音がクリアになって、この曲の良さを再発見できる。
モノラルとステレオで、最後の笑い声の部分が違う。
9. When I'm Sixty-Four
この曲はポールがデビュー前に作った曲。
10. Lovely Rita
11. Good Morning Good Morning
モノラルとステレオで最後の動物の鳴き声が違いますね。
あとつなぎのギターの音が違う。この部分はステレオの方が好きというか、聞きなれている。
12. Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise)
13. Day in the Life
ジョンとポールの曲をつなげた曲。観想にはオーケストラが入る。このアルバムのクライマックスです。この曲があったから、このアルバムは傑作になったんだと思います。
こうやって聞くと、このアルバムはポール中心のアルバムだが、いい曲を提供しているのはジョンの方ですね。

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