2009年9月15日火曜日

「Abbey Road」The Beatles

やっぱり、このアルバムはThe Beatlesのアルバムでも特に人気があるようで、順調に売れているようです。音が良くなって、リンゴのドラムやポールのベースがクリアになって、そのすごさが改めて認識される。The Beatlesの実質のラストアルバムであり、気合入れてレコーディングしたのがわかる。ポールのメドレー、ジョージの名曲の影に隠れいてるように見えるジョンも、「Come Together」「I Want You」で存在感を示している。
アルバムのジャケットも非常に有名で、よくパロディ化されていますね。

1. Come Together
ジョンの曲。「Shoot Me」というかけ声の通り、射殺されてしまったので、聞いていて悲しくなる。
2. Something
ジョージの名曲。シングルカットされた。「Yesterday」についで、カバー回数が多いらしい。
3. Maxwell's Silver Hammer
メンバーの多くが気に入らないといっているポールの曲。
4. Oh! Darling
ポールの曲。間奏のリンゴのドラムが格好いい。
5. Octopus's Garden
リンゴの曲。リンゴが作詞作曲を手掛けたが、ジョージにたくさん手伝ってもらったらしい。
6. I Want You (She's So Heavy)
ジョンの曲。タイトルの通り、非常にヘビー。ギター、ベース、ドラムどれも格好いい。非常に長い曲で、エンディングでぷっつり切れる。
7. Here Comes the Sun
CDで聞くと、全曲から急にさわやかになってほっとする。ジョージの名曲。間奏のシンセサイザーが好き。
8. Because
ジョンの曲。コーラスが素晴らしい。
9. You Never Give Me Your Money
ここから、ポール中心に作られたメドレー。つくりかけの曲をつなげたということだが、完成度が高い。
この曲は、メンバー間の争いが絶えなかった時期に書かれたもので、アップルの経営難などの影響がでた歌詞。
10. Sun King
コーラスの美しい曲。
11. Mean Mr. Mustard
ジョンの曲。
12. Polythene Pam
ジョンの曲。
13. She Came in Through the Bathroom Window
この曲で一度メドレーが終わる。ポールの曲。実体験に基づいて書かれた。
14. Golden Slumbers
後半のメドレーはポールの曲で占められている。この部分で「You Never Give Me Your Money」のメロディが再び使われるが、そのメロディはキャッチーで印象的なフレーズ。
15. Carry That Weight
14~16曲のつながりが、アビーロードを唯一無二なものにしていると感じる。
16. End
ここでメドレーが終わる。リンゴのドラムソロ、他の3人のギターバトルが楽しめる。
タイトル通り、最後の曲
17. Her Majesty
と思いきや、もう一曲だけある。


2009年9月13日日曜日

Sgt. pepper's lonely heart club band「The Beatles」

1967年発売のビートルズの傑作アルバム。リマスター版は音がクリアになりました。このアルバムは、ポールのアイディアが強くでていて、他のメンバー、特にジョージの存在感が薄い。初のコンセプトアルバムといわれるほど一貫性があるわけではないが、曲のトーンには一貫性があるように感じられる。個人的には好きな曲も多くあるが、一番好きなアルバムではない。「She's leaving home」は非常に美しい曲で好き。「Within you Without you」はジョージの唯一の曲だが、個人的には好き。(好き嫌いが分かれるが、ジョージのインド嗜好の曲は趣味に走っている感は否めないが、ロックと融合していて、格好いいし、幅を広げる役割を担っていると思う。メンバーもこの曲は好きだと言っている。)「A Day In The Life」はジョンの声が美しいし、オーケストラの迫力は素晴らしい。

1. Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band
2. With a Little Help from My Friends
1,2曲はつながっていて、架空のバンドという雰囲気を作り出している。
3. Lucy in the Sky With Diamonds
この曲を、英語の授業で取り上げていたのを聞いて、ビートルズを聞き始めた。ジョンの曲をステレオとモノラル比較すると、モノラルのほうが迫力があって格好いい。ビートルズのメンバーはモノラルでアルバムを制作していたというから、ジョンの感性がなせる技かな?
4. Getting Better
5. Fixing a Hole
ギターの音色が生々しくなっています。
6. She's Leaving Home
リマスターによって透き通って、より美しくなりました。本アルバムのポールの曲の中で一番好き。というか、「Revolver」のときの神がかったポールの作曲能力は影を潜めている気がする。。。本作のポールの曲はあんまり好きでないのが多い。
7. Being for the Benefit of Mr. Kite!
サーカスに来たように感じさせるジョンの曲。別の空間に瞬間移動させてくれるような曲。
8. Within You Without You
レコードでは、ここからB面になったというが、CDで聞くと、サーカスが終わったら突然インドに来た!みたいな感じ。リマスター版は、一つ一つの音がクリアになって、この曲の良さを再発見できる。
モノラルとステレオで、最後の笑い声の部分が違う。
9. When I'm Sixty-Four
この曲はポールがデビュー前に作った曲。
10. Lovely Rita
11. Good Morning Good Morning
モノラルとステレオで最後の動物の鳴き声が違いますね。
あとつなぎのギターの音が違う。この部分はステレオの方が好きというか、聞きなれている。
12. Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise)
13. Day in the Life
ジョンとポールの曲をつなげた曲。観想にはオーケストラが入る。このアルバムのクライマックスです。この曲があったから、このアルバムは傑作になったんだと思います。
こうやって聞くと、このアルバムはポール中心のアルバムだが、いい曲を提供しているのはジョンの方ですね。

2009年9月10日木曜日

ビートルズ リマスター

2009年9月9日 ビートルズのCDがリマスターで発売された。いままで、Beatlesのアルバムはリマスターを待って、すべてはそろえていなかったが、この機会にボックスセットを購入。もちろん、ステレオ、モノ両方!

音はクリアになっていて、待った甲斐がありました。
ステレオとモノラルで、テイクが違う「Please Please Me」はモノラルのほうがいいなぁ。「Help!」はステレオのほうが好き。

「White Album」のモノラル版はステレオ版と全く違うんですね~。「Happiness is A Warm Gun」のモノラル版の格好よさにはビビった。いや~、こりゃ、ステレオとモノラル選べませんね。

でも、基本はモノラル版のほうがよいのでは?なんで限定発売なんだろ。
(これから購入する人は、ミスった「Please Please Me」しか聞けなくなるの?